平安中期、天皇の后に仕えていた清少納言が書いた日本最古のエッセイ『枕草子』にも、猫が登場するのをご存知でしょうか。 だいたい次のような話です。 ときの一条天皇が可愛がっていた「命婦(みょうぶ)のおとど」という名のメス猫がいました。
命婦の御許(みょうぶのおとど、みょうぶのおもと)は日本の飼い猫の固有名。清少納言の記した『枕草子』「上にさぶらふ御猫は」に一条天皇の飼い猫として登場する。 日本において猫を愛玩動物として飼育していた例は命婦の御許以前にも文献に登場しているが(宇多天皇の日記『寛 …
清少納言, 枕草子, 原文, 馬は, 牛は, 猫は, 雑色、随身は, 小舎人童, 牛飼は, 萩谷朴 1977年「新潮日本古典集成 枕草子 上」 新潮社 渡辺実 1991年「新日本古典文学大系 枕草子・方丈記」岩波書店
そんな『枕草子』ですが、猫が登場する段が2つあります。 そのうちの1つが「 上にさぶらふ御猫は 」から始まる章段です。 上にさぶらふ御猫は、冠にて命婦のおもととて、いみじうをかしければ、かしづかせ給ふが、端に出でて臥したるに、乳母の馬の ...
· うちの子、清少納言が『枕草子』で「こんな子がいい!」と言ってたのと同じ柄。 猫は 上のかぎりくろくて、腹いとしろき。 猫は上(背中)が全部黒くて、お腹が白い子がいいわ。 宮中に上がっていた清少納言がいいというほどの猫ですから、 当時上流階級で流
If you don't know where you are going, any road will get you there.
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