「ジョニーは戦場へ行った」と乱歩の「芋虫」。 ともに、生殖機能だけは屹立することができる不具の肉体に閉じ込められた兵士の物語である。 だが、物語の力点は、それぞれに一筋縄で「反戦映画」とカテゴライズするだけではおさまらない何か人間の ...
· 「ジョニーは戦場へ行った」と乱歩の「芋虫」。 ともに、生殖機能だけは屹立することができる不具の肉体に閉じ込められた兵士の物語である。 だが、物語の力点は、それぞれに一筋縄で「反戦映画」とカテゴライズするだけではおさまらない何か人間の ...
キャタピラーは『ジョニーは戦場に行った』と江戸川乱歩の短編小説『芋虫』をモチーフにしたオリジナルストーリーである。 一つ思ったのが、反戦映画って若者がメインキャラクターとなるケースが多い …
ドルトン・トランボ『ジョニーは戦場へ行った』(信太英男・訳 角川書店) トランボのこの『ジョニーは戦場に行った』と江戸川乱歩の怪作『芋虫』を比較するのは、どうにも今更と言った観がある。どちらの作品にも、戦争が生み出した「生きた肉塊」が出てくる。
「ジョニーは戦場へ行った(Johnny Got His Gun)」(71年・米)。 原作はダルトン・トランボが39年に発表した小説で、著者自身の初監督、脚本で映画化したもの。 小説は反戦(反政府)的な内容で、トランポはアメリカ共産党の党員でもあり、47年にレッドパージ(赤狩り)を受けてハリウッドからも追放さ ...
「ジョニーは戦場へ行った」の作者は、第一次世界大戦に参戦していないアメリカ人ですが、当時は映画の技術が進歩して戦場で撮影された記録フィルムがアメリカでも盛んに上映されていたと思います。
先日、江戸川乱歩の「芋虫」についての記事を書いたところ、コメントをいただきました。類似した話として、『ジョニーは戦場へ行った』はどうか、という内容でした。当該コメントへの返信でも書いた通り、私は恥ずかしながらこの作品を読んでおりません。
『ジョニーは戦場へ行った』は戦後になってから復刊され、さらに朝鮮戦争時に再度絶版となり、休戦後復刊された。 脚本家としては、1940年の『 恋愛手帖 』で アカデミー脚色賞 にノミネートされ、『 東京上空三十秒 』『 緑のそよ風 』など多数の脚本を ...
江戸川乱歩の短編で、「芋虫」を思い出していた。 「芋虫」に出て来る傷病兵も、ジョニーと同じだけど、目は見える。でも、その目も、傷病兵の奥さん(←小説の主人公)が、とある理由で、潰してしまう。ジョニーと同じ状態になってしまう傷病兵。
キャタピラーはジョニーは戦場へ行ったのパクリではないでしょうか?自分はジョニーは戦場へ行ったを観て見ましたが本当に凹みました。 あれは、江戸川乱歩の芋虫、へのオマージュ。アメリカよりはるかに、はやい。芋虫の英語名がキャタピラー。アメリカがぱくったんじゃないの。
No brook is too little to seek the sea.
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